災害時における避難所等での「性犯罪」への最大限の警戒と「物資支援」について。

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この度の地震により被災されたみなさま。

一月の寒い中、ご体調は崩されてはいないでしょうか。

ご無事でいらっしゃいますでしょうか。

一日も早く生活がもとにもどり、心穏やかにお過ごしになられますように心よりお祈り申し上げます。

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今回の記事では、『避難所』などにおいての「性被害」について情報拡散させていただきます。

〈1995年〉阪神淡路大震災

〈2011年〉東日本大震災

わたしは、今回の能登半島地震に関する被災地からの発信(SNS)や過去被災された方々の経験談を読ませていただき、最大級の過去の大震災も含め、避難所や仮設住宅で実際に性被害やDVを受けいまだに傷が癒えず苦しまれている方が多くいらっしゃることを知りました。

昔は、TVからの情報しかありませんでしたが、現在は数多くの方がSNSで大震災を経験された方の貴重な”生の声”を聴くことができる環境にあるので、情報発信してくださっている方々の教訓をしっかり実践していくことがとても大事だと思いました。

特に「性犯罪」による苦しみがふえないようにと、実際に阪神淡路大震災をご経験された「大阪肛門科診療所」副院長の佐々木みのり先生が、TVでは放送されない現場の真実をブログでお話しされているので、ぜひ一度お読みください。

(以下抜粋) 

避難所に行くよりも自宅避難の方が女性にとっては安全。

特に耐震の建物の場合なら自宅が安全です。

女性にとっては性犯罪に巻き込まれるリスクも考えないといけません。

震災の時、避難所や倒壊した建物で性犯罪が起こり、その3か月後に人工妊娠中絶が増えるという現象は医療関係者の間では周知の事実。

阪神大震災の時の教訓を活かし東日本大震災の時に産婦人科の有志の先生方が避難所に経口避妊薬を無償配布して回ったのです。

だから最も安全な方法は被災地から脱出すること。

阪神大震災の時、中高時代の友人が被災し、大阪の私の家に避難してきて落ち着くまでの数ヶ月、一緒に暮らしました。

被災地は空き巣や女性を狙った犯罪が多発します。

だから女性一人で行動しないこと。

必ず複数で、できるだけ男性も一緒に行動する。

(続きは↓のブログで)

『地震における注意点もろもろ』
新年明けましておめでとうございます。 新年の挨拶をしようと思っていたら地震が起こりました。 亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災されている方々に心…

どうか、子どもたちや女性のみなさまはくれぐれもご自身を守る行動をされてください。

「支援物資」についての現実。

〈2016年〉熊本地震

また、支援物資についてですが、わたしは以前の仕事仲間であったKちゃんが熊本地震で被災された際、幸い連絡がとれ現場の状況を教えてもらったことがあります。

彼女は、一番被害が大きかった「益城町」にご実家があり、ご家族も被災していました。

しかし、、さすが九州の女性です。

彼女自身が被災しているにも関わらず、泣き言は言わず、地震が起きて間もなく数人の仲間とボランティアチームをつくり、日々彼女は被災者の方々の救済にあたっていました。

そんな中、わたしが連絡したタイミングでは「支援物資はたくさん来ているはずなのに、まったく被災者の元に届かない。」と言うのです。

無知ながら、その言葉に唖然としました。

TVと現実はまったく違うのです。

ならば、”直接”彼女のご実家の住所に物資を送らなければ意味がないと思いました。

彼女はボランティアをしていたので、現場で必要なものをよく理解していました。

そのため「本当に送って欲しいもの」を聞くことができたので、彼女の家に直接届くように「住所」と「現地で必要なもの」を、親と金銭的に余裕がある数人の方たちに伝えることを彼女に許可してもらい、各県からできる限りの物資を送ってもらうことにしました。

そして、ありがたいことに快く迅速に動いてくれたみなさんのおかげで、おむつ(各サイズ)・ミルク・水・簡易用トイレなど、一番北は仙台でしたがそれぞれ送っていただいた荷物は、ほんの数日で現地に届き、幸い無事必要な方々に分配できたという報告を受けました。

今は固定電話だけではなく連絡ツールが多様化しているので、それらを駆使しながら「政府がなんとかしてくれるだろう」といつになるかわからない政策を待つよりも、自分ができることはすべて行動にうつすことが大事だと感じています。

命の危険がある場合、とくにグズグズしている暇はありません。

その”一瞬”が大事だと思いますので、自分のために、人のために、いざという時に動けるように、日頃から「健康な心と体」を大切に無理せず暮らしていけたらいいですね。

※このブログを読んでくださっている被災された方がいましたら下記の「コメントを書き込む」からご連絡ください。

微力ではございますが、お力になればと思いますのでお気軽にメッセージください。

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