いじめ撃退法①まずは「自分を守ることだけ」を考える。他のことは考えなくてよし!

実話

こんにちは。

みずのこです♪

今回は、こちら↓

の記事の、②部活編でいじめが収束した方法をお話ししていきたいと思いますので、よろしければお付き合いください。

それでは、さっそくいってみましょうスター

STEP.1勇気をだして、誰かに相談する

毎回毎回、部活が憂鬱。

そんな日々が数カ月間続き、

「もう部活に行きたくない。辞めたい。」

と、ずっと頭にチラついていた「退部」の文字は時間が経つごとに色濃くなっていきました。

たまに「家庭の用事で休みます。」とウソをついて部活を休んだこともありました。

もちろん、”家の用事”なんてありません。

家での用事といえば、気晴らしに”おやつ”を食べるぐらいです。

本当の欠席理由は”心の事情”でしたが、

「嫌がらせがしんどいので休みます。」

とは言い出せなかったので、逃げるためにウソをつきました。

でも、その自分が言ったウソに対しての罪悪感にも大きなストレスを感じていましたので、部活に行こうが休もうがどっちにしろ気分は重いままでした。

当時は、余程の事情がない限りは”簡単に部活をやめられない”という雰囲気がありましたので、八方塞がりの環境でたまに休み(逃げ)ながら、ただ耐えるしかなかったのです。

ですが、そんな状況下に半年以上も身を置きつづけることについに「限界」がきてしまい、わたしは部活顧問のY先生に退部の意思を伝えようと決心しました。

ある日の休み時間。心が張り裂けそうな緊張状態で職員室に向かいました。

このY先生は、不良の子たちも恐れる学校一”こわい”ことで有名な生活指導の先生だったため、まずわたしには、そんなY先生に「退部したいです。」と言う勇気が必要でした。

はじめからすんなり退部を認めてもらえるとは思っていなかったですし、何を言われるのかも少しこわかったですが、もう他に方法はなかったので自分のために勇気をだすことにしました。

この辛い現状に対し、なんでもいいから変化を起こしたかったんですね。

そして、ドキドキしながら職員室に入室しました。

ガラッ。

「失礼します。Y先生、今よろしいですか?」

恰幅の良いY先生が座っていた回転式のイスが「ギギ…」と音をたて、目が合ったと同時に、Y先生はこちらに体を向けてくれました。

(↑Y先生のイメージ)

Y先生「おう、どうした?」

わたし「あの…先生..お話があるんですが。」

Y先生「うん。どうした?」

と、短い休み時間にもかかわらず、Y先生は相談を受け入れる雰囲気を作ってくれました。

わたし「あの…わたし、、部活を辞めたいと思ってます。」

先生は、一瞬視線を下に向け何かを考えている様子で、

「….なんで?」

と、理由を聞いてきました。

わたし「はい…パートの先輩に…ちょっと…」

Y先生「なにがあった?」

と聞かれたので、とにかくごまかさずに正直な気持ちを話すことにしました。

わたし「…先輩たちに嫌がらせを受けてて…辛いので辞めたいです…」

と、そしてその流れで先輩たちとのことを少しお話しさせてもらいました。

(その時、たぶん目に涙が溢れていたと思います。)

そして、結果は

Y先生「…そうか。とりあえず話はわかった。」

と、やはりその場で退部を了承してくれることはなく、休み時間も終わる頃だったのでひとまず職員室を後にし、複雑な気持ちで教室に戻りました。

・・・・・・

そして、数日後。

ある日の部活中のことでした。

そろそろ楽器を片付ける時間になり、階段を上がっていた時に、

「みずのこ。ちょっといい?」

と、部長のA先輩に声をかけられました。

普段あまり話したことのないA先輩から声をかけられ、不思議に思いながら「はい。」と答えました。

すると、先輩は冷静かつ穏やかにこう話してくれたのです。

「この前、Y先生に話聞いたんだけど…。三年がいないところでN(先輩)とM(先輩)から嫌がらせを受けてるんだって?まぁ、あの子たち最近ちょっと態度良くないし、近いうちに部会を開こうと思ってるから、ちょっと待っててくれる?」

と、Y先生に話してから間もなくの思ってもみなかった展開が訪れ、正直その時はY先生にも他の誰にも期待をしていませんでしたので、このトントン拍子の急展開にすこし戸惑いました。

ですが、

「….はい。ありがとうございます。」

と言った自分の言葉を耳で聞いた瞬間に、ほんのすこしだけ心が軽くなったのを感じました。

ほんの数日前、緊張しながら「部活をやめたいです。」とY先生に言った日から、すぐにY先生がA先輩にわたしのことを話してくれたこと。

そしてその後、A先輩がY先生から話を聞いて間もなく、わたしに声をかけてくれたこと。

Y先生とA先輩は、わたしに”助け舟”をおくってくれたのです。

そして、その日から数日後、予告されていた”部会”の日がやってきました。

長くなりましたので、続きは次回にしますね。

後編もお楽しみにスター

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。

また次回お会いしましょう♪



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